普段使いで自転車を乗る人にとって、駐輪場に停めるたびに鍵を開け閉めするのはめんどくさいですよね。
鍵タイプのロックであれば鍵を失くして、解錠できなくなったという人もいるのではないでしょうか。
そんな人にオススメな指紋認証式の自転車ロックを紹介します。
最初は使い方に不安も覚えるかもしれませんが、一度使用してしまえば楽々です。
鍵いらずでいつでもどこでもスマートに自転車ロック!
快適な自転車ライフを過ごしましょう!
指紋認証のスマートロック
スマートフォンが指紋認証や顔認証でロック解除できるように、自転車のロックもスマートロック化が進んでいます。
今回紹介する自転車スマートロックは指紋認証式です。
サイズは長さ1.5m、直径12mm。
太めの断面なので切断されるリスクも軽減します。
重さは約560g。
指紋認証のセンサーや開閉機構などが詰まっているので結構重みがあります。
自転車の軽量化を優先している方には不向きかと思います。
クロモリフレームの重めのミニベロに取り付けて走行してみましたが、走行の快適さは特に変らなく感じました。
商品にはヘッドチューブにロックを取り付けるアタッチメントが付属しているので、取り付け簡単です。
走行時にチェーンを自分の体にたすき掛けして使いたい方は同シリーズの下記の製品もあります。
20個まで指紋を登録できて複数人で貸し借り可能
指紋認証は所有者の指紋だけでなく20個の指紋が登録できるため、家族や友達への貸し借りも可能です。
指紋登録方法
指紋の登録方法は少し分かりにくいです。
まずは、管理者の指紋を登録する必要があります。
- LEDが青色に点灯するまで指を指紋センサーに8秒ほど押し当てます。
- 同じ指を5回押し当てる。その度にLEDは緑色に点灯します。
これだけで登録が完了なのですが、LEDの点灯だけで登録を進めていかないといけないので、回数が何回なのか分からなくなりました。
認証はLEDが緑色点灯で成功。赤色点灯で失敗です。
管理者の指紋が登録できたら、他の人や別の指の指紋登録が可能になります。
- LEDが青色に点灯するまで、管理者の指を5秒ほど押し当てる。
- 新しい指を5回押し当てる。
こちらも緑色点灯で成功。赤色点灯で失敗となります。
ロック・解除方法
ロック方法はワイヤーを穴に差し込むだけで簡単です。
解除方法も登録した指を1秒押し当てるだけ!
認証成功で緑色、認証失敗で赤色に点灯します。
認証精度は99.9%を達成しているようです。
押し当てる指の方向も360度認証可能です。
実際に繰り返し使用してみたところ、たまに認証失敗することがありましたが、もう一度当てると上手く認証されたので問題なさそうです。
押し当て方や周囲の光などが影響していたものと思われます。
また、登録していない指を当ててみても、もちろん解除されることはありませんでした。
防水・防塵で屋外での駐輪も問題なし
屋外で自転車を停めていると自転車ロックも雨や砂埃にさらされます。
こちらの商品はIP65の防水性と防塵性を達成しています。
水に浸すことはできませんが、雨には十分耐えうる性能です。
指紋認証センサーが濡れた状態では認証が失敗することがあるため、水滴を拭き取ってから使用した方が良さそうです。
また、センサー部分のカバーはスライド式になっていますが、慣れないうちはスライドしづらく思いました。
カバーを外すと充電端子がむき出しとなり防水機能が失われるので、基本は閉じておくようにしておきましょう。
バッテリー持ち1年で頻繁な充電必要なし
バッテリーは1回の充電で1000回以上のロックが可能です。
1日3回ロック解除しても約1年は使用可能です。
万が一、バッテリーが切れてしまった場合、モバイルバッテリーなどによる充電中にもロック解除可能です。
充電端子はmicro USBです。
先端技術のスマートロックなだけに、Type-Cを採用してもらえると嬉しいですね。
指紋認証ロックの不安・改善点
指紋認証ロックを1ヶ月ほど使用してみて不安や改善点をまとめました。
充電がなくなった時に解除できない
充電がなくなって解除できなくなるのは本当に困ります。
ですが、近年はコンパクトなモバイルバッテリーが普及していて、持ち歩くことも多いと思います。
万が一に備えてモバイルバッテリーを自転車バックなどに忍ばせておくのもいいですね。
コンパクトでオススメのモバイルバッテリーはCIOのPD急速充電対応モデルです。
モバイルバッテリーをお探しの方は合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
指を怪我すると解除できない
指を怪我すると認証されない可能性があります。
複数の指を登録しておくと安心です。
手が荷物でふさがっている場合も考えて、両手の指を登録しておきましょう。
また、お風呂上がりなどで皮膚がふやけた状態でも認証できないことがあるので注意が必要です。
自転車フレームに当たると傷がつく
ロック機構の部分は重く、硬い材質のため、自転車フレームに当たると傷をつける恐れがあります。
付属のアタッチメントでシートチューブに固定することでフレームに当たることは有りませんが、取り外す際は気をつけたほうがよさそうです。
まとめ
鍵を取り出す必要のない指紋認証式の自転車ロック。
最初のうちは、ロックがちゃんと解除されるのか不安でしたが、ワンタッチで解除できる感覚は一度試すとやめられなくなります。
ノンストレスの指紋認証ロックを試してみてはいかがでしょうか。
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