音質がいいオーディオグラス『Bose Frames』レビュー

BOSE Frames Altoガジェット
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通勤通学やカフェでの勉強、買い物中など、いろんな場面で音楽を聞いて過ごすことがありますよね。

集中したい時には耳がふさがるイヤホンやヘッドホンで問題ないのですが、買い物でのレジなど誰かと会話する時にいちいちイヤホンを取り外すのがめんどくさいと思うことありませんか?

そんな方におすすめしたいのがBOSEのサングラス型スピーカーBOSE Framesボーズ フレームズシリーズです!

BOSE Frames Alto 全体

BOSEはスピーカーやイヤホンなどの音響メーカーで、温かみがあり迫力の重低音が高く評価されています。

そんなBOSEからサングラス型スピーカーが2019年に発売されており、現在では4種類のデバイスが販売されています。

今回は、その中でも初期に発売されたBose Frames Altoについて、使用してみた感想をありのままお伝えします。

購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

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【音質】包まれるような心地よいサウンド

サウンド

これまでの私の知っているBOSEの音とは少し印象が異なり、迫力のある低音と言うよりは高低音共にクリアにはっきり聴こえる全体的にバランスの良いサウンドでした。

そして、耳が塞がっていないにも関わらず包み込まれるようなサウンドはさすがBOSE製品といったところ。聞き疲れも全くありません。

1年以上使用してみても音に飽きることはありませんでした。

音切れ・遅延(レイテンシー)

音楽視聴動画視聴中に音切れが発生することはありませんでした。

遅延(レイテンシー)はBOSEサイトを確認したところ公表されていません。

音ゲーや動画作成では試していませんが、動画視聴であれば遅延を気にすることなく楽しめます。

音漏れ

音漏れは想像しているよりも小さいです。

音量50%程度でも自分の耳にはしっかり音が聞こえますが、周囲にはほとんど聞こえません。

逆音波発生機能付きのHUAWEI Eyewearと比較してみても音漏れの度合いはほとんど変わらないです。

ただし、電車や静かな室内では音漏れが気になりますので注意した方がいいでしょう。

BOSE Frames Altoのメリット

オーディオグラスの中で最高峰の音質

音質が本当に最高です。

細かい音まで聞き取りたい方には向きませんが、普段使いするには十分の音質に感じます。

たくさんのオーディオグラスを試してきましたが、BOSE Framesの音質が個人的に一番好きです。

周囲の音が聞こえて安心

他のイヤホンでも耳の穴が密閉せずに周囲の音が聞こえる製品や、アンビエントモードを搭載して周囲の音を拾える製品などがあります。

ですが、これらのイヤホンではどれも自然な状態で周囲音が聞こえるわけではないので違和感がありました。

このサングラス型スピーカーでは、耳がふさがっていないためいつも通りの周囲音を感じながら生活できます。

散歩でも安心して使えるのでオススメです。

操作が簡単

ボタンが1つだけなので作りはかなりシンプル。

BOSE Frames Alto 操作ボタン

操作は体の動きも取り入れていて、感覚的に行えます。

動作操作方法
電源オンボタンを押す
電源オフサングラスを逆さに置く
音量調整ボタンを押しながら首を左右に振る
右に振ると音量が上がる
左に振ると音量が下がる
曲選択ボタン2回連続押しで先送り
ボタン3回連続押しで後戻り

操作方法はシリーズによって異なります。この操作方法はBose Frames Altoについての記載です。

音漏れが少ない

他の人のレビューでは「音漏れがする」という意見が多かったのですが、適度な音量ではほとんど音漏れしないように思いました。

音楽を聴きながら友達と会話していても音楽を聞いていることはバレませんでした。笑

スピーカーの指向性があることで周りには音漏れしにくいようです。

自分の真後ろにいる人や音量を一定以上大きくすると音漏れしますので電車などで使用する際は十分注意してください。

BOSE Frames Altoのデメリット

フレームが太くて目立つ

Bose Frames フレームサイズ

フレームのサイズが大きくて、サングラス自体がかなり目立ちます。

たと
たと

自分の顔に似合うかはよく検討した方が良さそうです!

最終的には店舗で試着してみるのがいいですが、Boseの公式サイトからバーチャルトライによるAR試着も可能です。

AR試着は携帯のカメラを使って擬似的にサングラスをかけることができるものです。

筆者が購入したAlto以外にもBose Frames Sopranoなど、もう少しシャープな形のサングラスもあるので要チェックです。

掛け心地がイマイチ

鼻の支えの形が変えられないので、長時間使用するとズレやすいと感じました。

このデメリットに関しても、人それぞれ顔の大きさや鼻の形は異なるので感じ方は変わりそうです。

高い

価格は定価27,500円と少しお高めです。

イヤホンとサングラスを単体で買うとそれ以上の価格になることもあるので、それを考えるとお得かもしれません。

専用充電ケーブルが必要

充電ケーブルは磁石で接続できるタイプで使用しやすいのですが、専用ケーブルになります。

ケーブルは一本に統一したいのでType-Cにしてもらいたいところですね。

バッテリー持ちがイマイチ

バッテリーの充電時間は約2時間、再生時間は約3.5時間と公表されております。

バッテリー持ちはよくないので外出には向かないでしょう。

新しいシリーズのTempoSopranoは再生時間が向上しているので、気になる方は要チェックです!

たと
たと

Tempoは8時間、Sopranoは5.5時間の再生時間となるようです

充電しながらの再生ができない

充電持ちが悪いので、室内では充電しながら音楽再生をしようと思ったのですが、充電しながらの音楽再生はできませんでした。

JINSメガネで度付きレンズに交換

普段サングラスをつけない方や、メガネをかけている方は、ブルーカット付きや度付きレンズに変えて使用することがオススメです。

私は普段メガネをかけているので、度付きのレンズに交換しました。

レンズ交換はJINSメガネで大体5000円前後で対応していただきました。

取り外しも簡単なので用途に合わせたレンズを作っておくと便利かもしれません。

BOSE Frames Alto 度付きレンズ

楽器演奏者向けにもオススメ

マニアックな使い方ですが電子楽器の練習にもオススメできる使い方があります。

音源に合わせて楽器を練習する際にヘッドフォンを使うと音源の音が聴こえなくなります。

ミキサーを使ってMIXした音を出すこともできるのですが面倒ですよね。

このBose Framesとヘッドフォンを重ね付けすれば手軽に2つの音を同時に聞けます。

電子楽器の練習の際に持っていると便利かもしれません。

まとめ

私の場合、サングラス・メガネが目立ってしまうことから外出時の普段使いはできませんでしたが、室内では十分満足して使用することができました。

少しお高いものですが、ガジェット好きな方はもちろん、そうでない方にもオススメできる製品だと思います。

気になる方は是非試着・試聴してみてはいかがでしょうか。

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